12月議会 厚生委員会
厚生常任委員会は珍しく案件が少なかったため、午前中で終わりました。
議案は、国保会計の補正と一般会計の補正のうち厚生委員会関連のもの。
国保会計は、社会保険などに加入して二重に国保料を払っていた人たちへの還付金が、当初予算よりもはるかに多く今年8月に250万円もの申請があったため補正予算を組んだというものでした。
一般会計は、多くは子育て支援対策臨時特例交付金(安心子ども基金)を活用して、新型インフルエンザ感染対策として公立保育所、なかよし子ども園、病後時保育所、地域子育て支援拠点事業(わたぼうし、ほっぷくん)等に空気清浄機、手洗器自動水栓、たおる掛け、消毒液、マスク等を購入設置するという内容でした。
空気清浄機はダイキン製の放電によりウイルスを酸化分解させる機能を持ち10年間フィルター交換不要、特別なメンテナンスもいらないという優れもののようです(花粉に弱い私の家にも欲しいなあ…)。これは幼稚園にも設置予定ですが幼稚園の審議は14日の文教委員会で行われます。
同様の主旨で、私立保育園にも1施設90万円、8保育園分の補助が行われます。この事業は全額国庫負担の大阪府経由となります。来年度までの事業のようですので、今回対象外の認定保育施設や保育ステーションにも設置できるよう要望をしておきました。
生活保護費の追加補正もありました。昨今の経済情勢を反映して受給者が増えていることと母子加算復活も加わっています。
また、ホームレス自立支援事業に加え、緊急一時避難施設として、離職などのため住まいが無くなった人のためにシェルターとしてビジネスホテルの1室を借り上げ、約1週間一時避難をし、相談員が就労支援などを行うという内容の予算が提案されました。池田では3名分、満室の場合は豊中、高槻と連携をとりながら保護するというものです。
その他、敬老会館の岩風呂の改修工事の予算など審議され全会一致で委員会はこれらの予算を承認しました。