現実政治を前に進めよう
来年の参議院選挙で、近畿ブロックでの比例候補として発表された「市田忠義」書記局長を迎え決起集会が開かれました。もちろん清水ただし選挙区予定候補の楽しい挨拶もありました。
現大阪市議の清水さんは定置定点の宣伝をスーパー前で行い、自らを「スーパースター」といいます。いつも持ち歩くかばんの中には宣伝用七つ道具が入っているそうで、少し時間があるとかばんの中からハンドマイクを出し自分のポスターをかばんに貼り付け、「私が清水ただしです」とスポット演説をするんだそうです。分かりやすい言葉で短時間に相手に誰が何を喋っているのかを伝えることをモットーに演説をしているとのこと。そうはいっても中々簡単に出来ることではありません。たいしたものです。
市田書記局長は、今度の参院選は新しい政権のもとでの初めての選挙。民主党は政権交代の4文字で勝ったが、今度はこの4文字では勝てない。国民からノーを突きつけられた自公は反省が全くない。
日本共産党だけが反対してきた労働者派遣法改悪の問題、後期高齢者医療制度、米の輸入自由化など、どの問題も今では国民多数の声となり政治を動かしている。
労働者派遣法の抜本対策をするなら大企業にモノが言えるかどうかが試される。沖縄の基地に悩ませられている県民の意を大切にするならアメリカにきちんとモノが言えるかどうかが試される。
子育てを支援するなら「子ども手当て」だけでなく総合対策が必要。財源を扶養控除廃止に求めるのはもってのほか。保育所の規制緩和も大きな問題で、今でも畳7畳に6人の子どもと1人の保育士という最低の基準をさらに緩めてもっと詰め込もうとしている。スウェーデンでは1人7、5㎡、パリでは5、5㎡に対し日本は1、98㎡と低いのにです。基準を緩めて詰め込むのではなく、認可保育園を建設し待機児童を減らすことこそ求められていること。
などなど現実政治を1歩でも2歩でも前に進めるため頑張りたいと日本共産党の役割について語られました。