藤原みち子の活動日記

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園芸高校移転は跡地利用が目的?

 2009年9月15日(火)雨のち曇り

 今日は総務常任委員会。「市民税条例の一部改正」と一般会計補正予算のうち総務委員会関係部分の審議が行われ、最後に細河地域活性化協議会から出された「大阪府立園芸高等学校の移転誘致を求める陳情」の採択について討論されました。

 陳情の内容は不況の影響と、後継者不足で低迷している細河地域に園芸高校が移転すれば、伝統ある植木産業と学校の持つ専門科目との相乗作用によって、細河地域だけでなく池田市全域の活性化につながるというものでした。

 審議の中では園芸高校が移転することが後継者不足の解決につながるような議論はありませんでした。肝心の細河地域の活性化につながるという点でも、野菜などの共同研究が出来るという意見はありましたが、伝統の植木産業の発展につながる意見は聞けませんでした。

 それよりも、陳情にはない跡地利用について、府の土地だから言う権限は無いと言いながら、「現在の園芸高校の地12ヘクタールのうち2ヘクタールを市が買い取り小中一貫校を建設したい。残り10ヘクタールは民間に譲渡し住宅建設を考えている」ととても具体的な計画を検討しているような市の答弁でした。

 我が党の山元議員は、現在の園芸高校が池田の広域防災緑地(10ha以上)に指定されていること。池田市の南部に緑地面積が少ないこと…専門家に聞くと五月山を除けば市内の緑被率は府内でも決して高くないことが分かりました。何よりも高校に通う生徒たちのことを考えなければならない。府内全域から通う生徒たちにとって不便になるのではないか。ひいては応募しようとする生徒の減少にもつながる。また、果樹や設備など全部移転できるのか…面積だけではなく今ある機能をそっくり移せるのか…などの疑問点を挙げ、本来の植木産業を発展させることこそもっと検討すべきであると継続審議を求めました。

 移転に賛成だからすぐに採択すべきとの自民同友会、公明党の意見により継続審議とはならず、採決の結果、継続審議には賛成した民主市民連合も陳情採択に賛成したため、総務委員会としては4対1で採択されました。

 本会議で討論の結果採択となれば、市議会として府に対し要望をすることになります。大阪府知事が橋下氏だから今がチャンス的なニュアンスが感じられました。

 「人口減を食い止めるため」になどの答弁にいたっては、陳情の主旨だったはずの細河の活性化よりも移転跡地が目的なのではないかと思えるような委員会審議でした。
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by michiko_fujiwara | 2009-09-15 23:59 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp


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