阪急バス増便も小型バスも今すぐは無理?
昨日の一般質問では、阪急バスの路線変更について質問しました。
4月29日から路線変更になった阪急バス南部ルートの昼間時間帯が半減しました。1時間に2本あったバスが1本になったため、乗り遅れると1時間待たなけらばならず、タクシーはワンメーターでは着かないためしょっちゅう利用するわけにも行かず、高齢者はとても大変だとの声が寄せられ、質問したものです。
3年間調査をした結果、利用量(乗降量)にあわせて決めたものであり、スタートしたばかりなので今すぐには路線変更や増便は困難であるとの答弁でした。
利用の多い少ないも重要な判断の一つでしょうが、距離や生活環境なども考慮すべきではないか、高齢者は、バスしか交通手段がなく、高齢化社会に向かう中で、公共交通としての役割を考えて欲しい、しばらくはダメなどといわず、実施してみてこれだけ問題点が出たんだから、早いうちに検討すべきではないかと質しました。
多くの要望があれば検討しなければならないが、一度議会でも話し合われて決めたことは重みがあり、国交省への認可を得たばかりなので…。とのことでした。
阪急バスは当然採算も考えて減らしたのでしょうが、それなら、市が福祉バスを増便するなり、地域活性化・経済危機対策交付金を活用して、小型バスの運行も考えてはどうかと質問しましたが、ニーズの把握、路線の検討、バスの維持管理や運行経費の負担など充分な計画・議論が必要となり、すぐの対応は困難との答弁でした。
昼間時間帯が、すべて市民病院周りになったことで、駅までの時間が倍近くなったこと、バスの乗り場が分かりにくく、乗り間違えないように改善をしてほしいと求めましたが、池田駅のバス乗り場については阪急バスに改善を申し入れるとのことでした。
簡単に改善とはなりませんが、今何が必要なのか、どうすれば改善できるのか、何より利用者である高齢者の皆さんがこれなら、と思えるよう検討が求められるとことです。