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藤原みち子の活動日記

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子どもの医療費

 2009年5月15日(金)晴れ

 大阪府が子どもの医療費(乳幼児医療費)助成制度の市町村状況を発表しました。

 都道府県段階では大阪府は全国最低レベルです(東京都などは義務教育終了まで実施しています)。
 しかし、それぞれの自治体が子育て支援を重要施策と考え独自の助成を行っています。

 府内43市町村のうち、入・通院でほとんどの市町村が就学前までの助成を実施しています(27自治体)。次いで4歳までが11自治体。3歳未満は池田市、守口市、四条畷市の3市のみ。最も高いのは富田林市の小学校3年生まで。茨木市は小学1年生まで引き上げました。池田市は府内でも最低レベルに据え置かれています。

 北摂で見ますと、豊中市、吹田市、高槻市、箕面市、島本町、豊能町、能勢町ともに就学前まで助成しています。北摂では池田市だけが3歳未満と立ち遅れています。これで子育て支援の街といえるでしょうか。

 確かに池田市は2子目以降はエンゼル医療費助成があり、2子目・就学前、3子目・小学3年生まで、4子目以降は小学6年生までと多子家庭への支援をしている点は評価できますが、子どもの病気は1子目も4子目も同じではないでしょうか。1子目は3歳過ぎたら病気をするなということでしょうか。
 1子目を助成してこそすべての子育て家庭を支援することになります。

 少なくとも、担当課では就学前までは引き上げたいと思っておられるに違いありません。

 子どもの病気は就学前が多く、成長とともに抵抗力がつきますから、大きくなるほど給付予算も減少すると思われます。ならば一気にどの子にも4子目と同じ医療助成を実施してもよいのではないかと思います。

 子育て支援をするなら、医療費の心配をしなくて良いことが一番の安心です。さらに保育所の確保、教育条件が整っているとバッチリです。すでにそういった子育て支援を実施している自治体では若者の人口が増えています。これに住宅補助と、仕事確保が加われば、「環境の良い池田に移り住みたい」となるのではないでしょうか。

 働き盛りの世代の増加は街の活性化と税収アップにもつながると思うのですが…。
by michiko_fujiwara | 2009-05-15 22:48 | 医療・検診

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて。随分長い間メール機能が止まっています。しばらくご容赦ください。


by michiko_fujiwara