民主党小沢代表辞任
民主党の小沢代表が代表辞任の会見を行いました。
「挙党一致の態勢をより強固にするためにあえてこの身をなげうち、民主党代表の職を辞することを決意しました」との事です。遅きに失したとの感はぬぐえません。
西松建設の献金疑惑に関しての説明責任は全く果たされていないまま、小沢氏の辞任で疑惑にフタをしてもらっては困ります。小沢氏は記者の質問に対して「一点の曇りもない。なぜ離党しなければならないのか、議員辞職しなければならないのか」とムッとした顔で答えていましたが、それならきちんと説明すべきです。
「自民党政治を変えたいから(辞任して)良かった」といった街の声がありましたが、「どっちもどっちだけれどまだ民主のほうが何か変わるかもしれない」との希望をいだいておられるようです。マスコミの2大政党論の影響でしょうか。かつての中選挙区制の時はもっと各政党色が見えていたように思います。
政策にほとんど違いがないといわれているのに、政党名が違うだけで変わるかのように思われるのでしょうね。日本共産党以外の政党はみんな一度は政権に加わっており、政治の流れが変わらなかったという事実が忘れられているのでしょうか。
日本共産党が40議席(中選挙区の時代)あった頃、増税がストップするなど流れが変わりかけたという事実もあったのですが…。