藤原みち子の活動日記

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“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp

NHKスペシャル『介護保険が使えない』

 2009年4月27日(月)曇り

 昨夜、NHKスペシャル「介護保険が使えない。制度はじまって10年目の検証」を見ました。

 高齢化率50%といわれる東京の戸山団地、1600世帯のうち693世帯からアンケートに対する回答があったそうですが、回答の中では70歳代以上が3分の2を占めており、この団地が高齢者の介護現場の密集地と紹介されました。

 さらに回答からは、①サービスが不足し、介護を使いたくても使えない ②特別養護老人ホームが足りない、入りたくても入れない ③ヘルパーが足りないため、病院への付き添いがなくなる などが浮き彫りになりました。

 番組では、67歳の夫はパーキンソン病で1日中誰かが付き添っていなけらばならない状況の上、76歳の妻はその夫の介護が原因で、家の中で貧血・転倒し腰の骨を折って車椅子生活をしながら懸命に家事も介護しなければならない状況を取材されていました。

 夫をショートステイに預けたくて申請をしても、利用枠がいっぱいで、入れない。仕方なく車椅子の妻が介護をしているという状況でした。

 もう一家族は、母親の介護のため職場をやめ、母親の年金と、自分の貯金を取り崩しながら生活をしている親子でした。(総務省の調べでは家族介護のため仕事を辞めた人は14万5千人)

 4月から利用料のアップで、毎日来ていただいているヘルパーさんを週に1回はあきらめなければならず、自分も安定剤を服用しながら介護を行っている実態が紹介されました。

 また回答者の中で、65歳以上の世帯のうち、一人暮らしが60%強と多く、認知症であっても、被保険者からの申請が無ければ介護が受けられない問題点も指摘していました。

 番組は、介護保険制度導入時、高齢者を支える制度にし、お年寄りの介護を社会全体で支えるよう、需要があればサービスが受けられるという理念でスタートしたはずではなかったのか?当初の制度設計が甘かったといわざるを得ない。必要な人が必要なだけ使えるようにするには、政府の制度設計の変更が必要だとアナウンサーの方も強調されていました。

 療養型病床を減らし、受け皿となる特別養護老人ホームはとても足りない、家族はへとへとになりながら老老介護を行っています。

 昨日の小池参議院議員の講演の中にも同様の話しがでていましたが、この先もっと介護抑制を進めようと考えている政府に任せていては、家族は共倒れになりかねません。抜本的な見直しが必要です。
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by michiko_fujiwara | 2009-04-28 00:42 | 福祉・社会保障

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