保健福祉総合センター完成・お披露目
今日は喜ばしいことが3つ。
一つは市民病院の裏手(城南3丁目)、産業技術総合研究所前に建てられた「池田市保健福祉総合センター」の開館式典が行われ一足早くセンターを内覧させていただいたこと。
2つ目はアメリカで行われていたWBC決勝でライバル韓国を倒し侍ジャパンが優勝したこと。(やりましたね~!)
3つ目は大阪府議会で、府庁のWTC移転が大差で否決された事と、4医療のうち、乳幼児、ひとり親、障がい者の医療費助成の一部負担金500円/1回を800円/1回に引き上げる案を断念しこれまで通りとなったことです。…府民の皆さんの怒りの声が届いたようです。
おかげで、委員会後遺症の肩こり・頭痛も少し薄れた気分です。
保健福祉総合センターは、福祉活動の拠点として07年6月から工事が始まり今年3月完成。敷地面積4,207.88㎡の4階建てで、市民病院と通路で行き来できます。産総研前の玄関は2階となります。屋上にはソーラーシステムが設置され、雨水をトイレの水などに還流させるタンクも地中に埋め込みました。
窓が大きくとられ明るい建物です。ロビーは各階ともゆったりとしたスペースでカラフルなソファーが置かれています。1階は社会福祉協議会の事務所、2階は保健・高齢・障がい相談ゾーンと子育て支援ゾーン、健康増進課の事務室、3階は健診などの保健ゾーン、4階が介護予防・訓練ゾーン&研修・交流ゾーンとなっています。
担当者からは、障がい者にとても配慮されているのだと説明がありました。
例えば、4階の大会議室には磁気ループという設備があります。聴力の弱い方用にマイクの音を選んで聞き取りやすい子機を貸し出してくれるそうです。
多機能トイレは普通トイレの左右両側にあり、右手しか動かせない人、 左手しか動かせない人に対応できるようドアの引き手を左右に分けて配置してありました。
また、相談室など各部屋のドアがとてもカラフルで壁の色と変えてあるのは障がいを持つ人に区別できるようにしてあるのだそうです。廊下の端の色が違うのも同様です。
ドアのそばの手すりに点字で案内があるのも、障がい者の動きにあわせた配慮です。
障がい児の発達をうながすための部屋は「おもちゃ図書館」と言われるのだということを初めて知りました。となりの部屋は、マジックミラーで子どもの様子を見学しながら相談が出来る部屋になっていました。
4階の機能訓練室も道具が入っていました。疲れた人への静養室、IT室、大小会議室、介護認定室や障害認定室等々健康福祉の拠点として多くの人たちが集う場となればいいですネ。
会議室の使用料がもっと安いと言う事無いのですが…。